INTERVIEW


12月29日(土)にTSUTAYA O-WESTで2部制のライブを開催するWKWK PROJECT。なかでも、第1部の「WKWK STAGE Vol.1 絶望エクスチェンジ-WK-~Wコウイチと素敵なお芝居~」は、バンド出身、もちろん演技は未経験というKouichiと宏一が演劇と音楽のコラボレーション企画に挑戦するというもの。まさかの展開に周りを驚かせながらも、「総合エンターテインメントプロジェクト」を謳っているWKWK PROJECTらしい試みといえるでしょう。
そんな「WKWK STAGE」初公演を記念して、Kouichi(WKWK PROJECTリーダー)と、舞台の作・演出・出演を務める坂田鉄平(演劇ユニットO-keyプロデュース主宰)による対談を実施。活動しているフィールドは異なるものの、実は何気に近い距離にいた2人が話す、「WKWK STAGE」について。また、それを通すことで、WKWK PROJECTとは何なのかが見えてくるテキストになりました。

“これは神様に「やれ!」って言われてるなと思った”

──そもそも、Kouichiさんと坂田さんはどういう経緯で知り合ったんですか?
Kouichi:最初はPinkyでしたよね?
坂田鉄平:そうそう。Pinkyっていう、僕とKouichiくんの共通のオネエの友達がいるんですけど、その人のキャラクターが濃くておもしろくて。僕は、舞台に役者だけを出すよりも、違うジャンルの方が出てくれたほうが客層も広がるし、自分たちとは違うアプローチをする人がいると刺激になると思っているから、Pinkyに出てもらったんですよ。その舞台をKouichiくんがたまたま観に来てくれていて、終演後に劇場でご挨拶したのが最初ですね。あれが今年の2月ぐらい?
Kouichi:そうです。僕はそこまで定期的にお芝居を観るタイプの人間じゃないので、素人丸出しな感想ではあるんですけど、最後まで全然飽きなかったんですよ。ただのお芝居じゃなくて、歌もあったし、ダンスもあったし、コミカルさもあればシリアスさもあって、涙が溢れそうな瞬間もあって。なんかこれってカメレオっぽいなと思って。
カメレオもライブにかなり詰め込むタイプだったんですよね(笑)。楽器を置いて5人で歌って踊ったりして、ふざけたりもしているんだけど、メッセージ性もあるっていう。そうやって自分がやってきたことのお芝居バージョンを見ているような感じがあったから、なにか一緒にやりたい!って。で、そのときにカメレオのマネージャーさんが、鉄平さんがFacebookをやっているのを知っていて、連絡をしてもらったんですけど。

坂田鉄平:そのマネージャーさんと、僕の髪を切ってくれている美容師さんがいるんですけど、その2人が同級生だったんですよ。
マネージャー:その美容師の子から話を聞いていたから、だいぶ前から鉄平さんの存在は知っていたんです。共通の知り合いも多かったし、いつか会うかなと思ってはいたんですけど。でも、存在は知っているけど連絡先は知らないと思って、Facebookに連絡をして。
坂田鉄平:「一度会ってお話でもしませんか?」って。僕としても、いつも観に来てくれる客層ではない人が興味を持ってくれたのが嬉しかったですし、僕が元々バンドをやっていたこともあって音楽が好きなんですよ。それで話を聞くと、「カメレオというバンドのリーダーをやっているKouichiくん」と。あれ、カメレオって知ってるなと思って。
──そうだったんですか?
坂田鉄平:僕が今のユニットを立ち上げたのが3年前なんですけど、養成所の同期と一緒に始めたんですよ。そのうち2人が、カメレオのバックダンサーとして以前踊っていたことがあって。
Kouichi:しかも、そのひとりの方が、カメレオが初めてダンスをした「時給¥850」のときに、メンバー全員がマンツーマンでレッスンを受けたときの先生なんです。
坂田鉄平:だから何年も前から名前は知っていたんですよね。そこは蓋を開けてみてわかったことではあるんですけど、すごく縁を感じていて。
Kouichi:もうひとつ不思議な出来事があって。鉄平さんの舞台に出ていらっしゃった仲井真(徹)さんという方が、とにかく個性的な方で。舞台中ずっと目で追ってしまうような感じで、あの人いいよなって思っていたんです。で、またそれと別の日に、僕が新宿で飲んでいたときにもうちょっと飲みたいなと思って、さっき話していたPinkyのお店に電話したんですよ。ゴールデン街にある、席もカウンターしかない感じのお店なんですけど、今から行っていい?って。で、そもそもなんで飲んでいたのかというと、LiN(ユナイト)ちゃんをWKWK PROJECTのライヴに誘おうと思って会っていたんです。
坂田鉄平:えっ! LiNちゃんもいたんだ!?
Kouichi:鉄平さん、LiNちゃん好きですよね(笑)。
坂田鉄平:興味あるんで(笑)。
Kouichi:で、僕とLiNちゃんとスタッフの3人でお店に行ったら、仲井真さんが偶然にもそこで飲んでいたんですよ。
坂田鉄平:そうそう! その翌日に徹と仕事が一緒だったんで、「そういえば、舞台を見に来てくれた人が一緒に飲みたいって言ってくれてるんだよね、Pinkyの友達なんだけど」って言ったら、「僕、その人と昨日飲みましたよ」って(笑)。
Kouichi:はははははははは!
坂田鉄平:「なんでお前が先に飲んでんだよ!」「いや、来たんですよ、お店に」って。
Kouichi:でも、あのときに、これは絶対にやろうと思いました。それまではカメレオのワンマンツアー前で本当に忙しかったし、頭の中にあったアイデアも点としてあるだけで、線として繋がってなかったんですけど。でも、あの日お店でバッタリ会ったときに、これは神様に「やれ!」って言われているなと思って。そこでいっきにこの企画に対して前のめりになったんですよね。

“Kouichiくんの押しが異常に強くて。これはもうしょうがないなと思った(笑)”

──ただ、それぞれ活動しているフィールドが違うわけで、実際に一緒にやるとなるとどうするか?という話になってくると思うんですが。
Kouichi:今まさに絶賛その状態ですよ(笑)。でも、WKWK PROJECTがそういうものというか。カメレオのときって、自分の性格的に必ず何かゴールを持ってやっていたんですよね。でも今はその逆で、ゴールなしでやってみて、それがどうなっていくのかという過程にエンタメ性を感じていて。だからそのときは「O-WESTで何かやりましょう!」「どうする?」「わかんない!」みたいな(笑)。
──とにかくハコだけはあると。
Kouichi:そうそう。そこは押さえていたんです。でも、夜にライブをやるだけじゃもったいないなと思っていて、昼間に舞台をやるのはどうだろうって。というか、単純に僕が観たかったんですよね(笑)。初めて鉄平さんの舞台を行ったときは小劇場だったんですよ。
坂田鉄平:100人も入らないぐらいのところで、ステージも低くてっていう。
Kouichi:だからもっと大きなところで観てみたいなって。みんなにこのお芝居を知ってほしいなと思って。
──坂田さんとしては、実際に今回のお話がきたときにどう思いました?
坂田鉄平:舞台って、一回きりの公演というのがあまりないんですよ。やるとしても7回とか10回、もっとあるときは20公演ぐらいするために、だいたい1ヶ月ぐらい稽古を積み重ねていくものだから、普通に考えると一回きりの公演ってあまりメリットがないんです。でも、話を聞くとやっぱりおもしろかったし、あとはKouichiくんの押しが異常に強くて。
Kouichi:そうでしたっけ……?
坂田鉄平:そう。だからこれはもうしょうがないなと思った(笑)。
Kouichi:はっはっはっはっはっ!(大爆笑)
坂田鉄平:いや、もちろん嫌だったら断るけど、嫌じゃないし、普段舞台を観に来る客層ではない人たちのほうが多くなるわけですから、その度肝を抜きたいなと。そういう気持ちはすごくありますね。だから、メリットがどうとかよりも、おもしろいなと思ったし、あとはKouichiくんの人間力が素晴らしいなと思ったので、やってみようって。
──Kouichiさんとしては、公演をきる=自分も役を演じるという話になると思うんですけど。
Kouichi:うん、そっちのほうがお客さんにとってもいいと思ったので、これはもう頑張るしかないなって。お芝居は全然やったことないですけど。
──もう稽古には入っているんですか?(取材は11月上旬)
Kouichi:まだです。
坂田鉄平:でもね、いつも思うんですけど、どうせできるんですよ、こういう人って。やっぱり本番のステージに立ち続けている人って、練習のときに大丈夫?って思っても、できちゃうんですよね。
Kouichi:そういう方は舞台役者さんにもいるんでしょうね。
坂田鉄平:いる。だから、12月からぼちぼち合わせ始めて、あとは当日、自分たちのホームのパワーを発揮してくれるんじゃないかなって。あとは、WKWK PROJECTからどれぐらいメンバーが出てくれるのかっていう。
Kouichi:たぶん、5人ぐらいは出るんじゃないかなと思います。それに、どうなるかは現段階では分からないけど、役者のみなさんとは第2部のライブ(「WKWK LIVE Vol.3 ~Wコウイチと素敵な仲間達~」)でも共演できそうだなと思っていて。すごいんですよ。みなさん歌も踊りもめちゃくちゃうまくて。
坂田鉄平:結局、第2部のほうはメンバー何人出るの?
Kouichi:今のところ15人です。もしかしたらまだ増えるかも(笑)。
坂田鉄平:同時に全員が出る瞬間もある?
Kouichi:あると思いますよ。ステージだけじゃなくて、2階席でなんかやってる可能性もあるかも(笑)。

“誰もやっていないことなんだから、無理難題が起きて当然”

──今回の「絶望エクスチェンジ」は、それこそKouichiさんが観に行った舞台であり、それをもう一度やってほしいとリクエストしたと。
Kouichi:そうです。内容が素晴らしかったんですよ。誰にでもすっと入ってくるストーリーだと思ったし、特にバンドを追っかけている女の子たちにはすごく刺さるんじゃないかなって。すべてがハッピーな内容ではなく、物事の裏側をつつくような感じというか。僕、そういう作品のほうが好きなんですよ。映画もハッピーエンドってあまり好きじゃないし、ちょっとドロっとした、人間臭い感じが好きで。そういう人間の生々しくてドロっとした部分を、ポップな演出で見せる感じがちょっとお笑いの世界に通じているなと思ったし、僕が書く歌詞と似ている気もしたんですよね。特にカメレオを始めた初期の頃の歌詞と。
──そうですね。それこそ物事の裏側を、という。
Kouichi:だから、いろんなものが繋がりそうだな…。うん、大丈夫、いける!って。俺、大丈夫じゃない!って思ったらいかないタイプなんで(笑)。
──坂田さんは「絶望エクスチェンジ」の脚本をいつ頃書かれたんですか?
坂田鉄平:2015年です。僕が本を書き出して2作目だったんですけど、これが書けなかったらやめようと思っていたんですよ。そのときに考えていたのが、たとえばミュージシャンの場合だと、月に何回かライブをして本番を迎えるチャンスが多いけど、役者の場合は、稽古もあるから2ヶ月に1回ぐらいなんですよね。もちろん売れている人は掛け持ちで何本もやったりしますけど。だから、1回の舞台で、2役できる本を書きたいなと思ったんです。
──なるほど! そうすれば2倍になると。
坂田鉄平:そうです。1回の舞台で2役できたら、2倍経験できるからいいなと思って。それで、タイトルに「エクスチェンジ」とついているように、誰かの人生を交換してしまう話にすれば、別の人格で同じ人が2役できるなと思って。
──そこが出発点だったんですね。
坂田鉄平:はい。内容としては、世に言う「あるある」なんですよね。たとえば、女の子同士って表面上は仲良く見えるけど、本当はどうなの?っていうものとか。本当はどうか知らないですよ?
Kouichi:いや、あれはかなり人の心をエグっている脚本だと思います。
坂田鉄平:あとは、美人がモテるとは限らないんじゃないの?とか、エリートだから幸せなの?っていう、まあ、ほとんどが妬みですよね。
Kouichi:はははははは(笑)。僕、それからも他の方の舞台もちょこちょこ観に行ったんですけど、だいたいが同じ時間軸の中で最初から最後まで話が進んでいくんですよね。でも、「絶望エクスチェンジ」は、いろんなところに話が飛んでいくんですよ。だけど、最後にそれまでのエピソードが全部繋がっていくっていう。だからラストに(拍手をしながら)おおー!って。
Kouichi:今回のライブの制作やってくださる方に、確認用の台本を投げたら、すごい興味を示していて。「これは僕らは見れないんですか?」って言われました。内容がちょっと変わるんですよね?
坂田鉄平:そうです。本当は2時間ちょっと超えるぐらいなんですけど、その日が2部制となると、ちょっと長いかもと思ったので、20~30分ぐらいカットしたほうがいいかなって。
Kouichi:単純にカットするのは内容の問題じゃなくて、ライヴ制作の進行上の問題なんですよ。その日のタイムテーブルが結構やばくて。制作の人も最初は「それだと厳しいです」って話をしていたんですけど、それに僕がちょっとピリっとなってしまいまして…(苦笑)。誰もやっていないことなんだから、無理難題が起きて当然なわけで、最初から弱音吐いちゃダメだよっていうつもりで言ったんですけど、まあ、僕、口悪いじゃないですか。
──そうですね。
Kouichi:ははははは(笑)。でも、そう話していた人が興味を持ったってことでしょ?
脚本を読んだ段階で「これはおもしろい!」って。早くやりたいというか、いろんな人たちに観てもらいたい。

──WKWK PROJECTって、Kouichiさんがおもしろいと思ったものを発信するプロジェクトという一面もあるんですか?
Kouichi:あぁ。でも、基本的には自分が楽しむのは一番最後でいいと思っています。もちろん、僕が舞台を観て、やりたい!って思ったわけだから、自分発信ではあるんですけど、お客さんが「今日来てよかった」と思ってもらえることがショービジネスとして一番大事だと思うし、観てくれた人たちの心の中で、いろんな感情が巻き起こればいいかなって。僕ね、そもそもカメレオのときから、やりたい音楽っていうものが明確にはなかったんですよ。
──そうでしたね。こういう音楽性でどうこうというわけではなくて。
Kouichi:うん。そもそもそういうものがないから、喜んでもらえればやってよかったなって思うんです。それに、今回は脚本がいいから大丈夫だなって。今、あたかも自分が書いたかのような言い方をしましたけど。
──だいぶね(笑)。
Kouichi:ははははははは(笑)。でも、そこがちゃんとしてるから大丈夫っていう。自信ありますよ。これはよくいう「根拠のない自信」ではなく、「根拠がある自信」ですね。

“僕の持論なんですけど、「ミュージシャン一番かっこいい説」というのがあるんです”
“WKWK PROJECTって、そもそも形がないことが強みだと思っているんですよ”

──今回は「Vol.1」とついていますけど、Vol.2も考えているんですか?
Kouichi:勿論考えています。この前、鉄平さんが新しく書いた舞台を観に行ったんですけど、それもめっちゃおもしろくて。これもまたやりたいなぁって、まだ一回目が終わってないのにもう次のことを考えていますね(笑)。一回で終わることはないだろうなというのが自分の中にはあったし、WKWK PROJECTって、そもそも形がないことが「強み」だと思っているんですよ、なにをやるにしても。
──バンドというフォーマットではないからこそ、いろんなことに挑戦しやすい。
Kouichi:そうです。だから、もう一度鉄平さんのチームと、また何か新しい要素をくっつけて、もっとたくさんの人に見てもらえたらいいなというのが、今の野望ですね。そのためにも、どうすれば人が集まるようになるのか、いろいろと考えています。僕はそこまで舞台の世界に詳しくないし、集客に関してはどこのエンタメ業界も悩みのタネだと思うんですけど。
坂田鉄平:そうですね。舞台って、すごい売れている人が出ていない限り、どうしてもそこまで動員がないんですよね。たとえば10回公演したとしても、キャパが100人だとしたら、10回やって初めて1000人。そう考えると、ライブは一発で1000人を集めることができるから、やっぱり音楽やライブシーンは強いなって。もちろん舞台でそれぐらい呼ぶ人たちもいますけど、浸透している量としても、「舞台を観に来たことがある人」よりも「ライブを観に来たことがある人」のほうが世の中には多いと思うと、ものすごくパワーがあるし。あと、僕の持論なんですけど、「ミュージシャン一番かっこいい説」というのがあって。
Kouichi:それずっと言ってるよね(笑)。
──なぜまたそう思われるんですか?
坂田鉄平:そこは僕が憧れているというのもあると思うんですけどね(笑)。ただ、役者は舞台でいろんな役を演じますし、ミュージシャンはいろんな曲を奏でますけど、ステージに立っているときのストレートさというのは、ミュージシャンが一番あるのかなと思っていて。だから、生まれ変わったら絶対にミュージシャンがいいんですよ。
Kouichi:エクスチェンジします?もしくはそういう脚本を書くとか。
坂田鉄平:自分が演じるために(笑)。あとはアスリートもそうですけど、それにひたすら打ち込んでいくのがかっこいいなって。音楽をやっている人って、音楽が好きでしょうがない感じが出てるんですよ。役者さんで役者が好きでしょうがない人ってほとんどいないから、ライブハウスとかに行くと、このためだけに24時間捧げているような人が醸す空気みたいなものにすごく憧れるんですよね。バイトをしているのも、仕事をしているのも、すべてはこの音楽のためにっていう。でも、このあいだ、(WKWK PROJECTの)LINE LIVEに出してもらったときに、ミュージシャンなのにあれだけしゃべれるのはずるいなと思って(笑)。
Kouichi:はっはっはっはっはっ!(笑)
坂田鉄平:そうやって他所の畑を荒らすんじゃないよ!って(笑)。でも、いろんなエンタメがあるからおもしろいですよね。
──ここからvol.2、vol.3と続いていくとなったときに、坂田さんが音楽に関する脚本を書いて、それをWKWK PROJECTのメンバーでやるということも、もしかしたらもあるかもしれない?
坂田鉄平:そうですよね。今回は台本があるものを変えてやる形ですけど、WKWK PROJECTありきの作品を作るというのもおもしろいですよね。
Kouichi:生演奏もできそうだし。夢があるなぁ。次はTSUTAYA O-EASTか、日本青年館でやりたいんですよ。ただ、会場がどこも空いてなくて。なので、僕、TwitterのDMを解放しているので、もしハコを持っているイベンターさんがいたら僕に連絡してくださ~い。
──このご時世、会場の問題は本当に難しいですよね。
Kouichi:そうなんですよね。ただね、今回の舞台は、チケットがもう残りわずかなんですよ。最初はどうなるのかめちゃめちゃヒヤヒヤしてたけど(笑)、ありがたいことにまもなくソールドアウトで。
──気になる方はお早めにというところですね。
Kouichi:カメレオ時代から思っていたことなんですが、まだ観たことのないものにワクワクしてほしいというのが、このプロジェクトの基本理念なんですよね。だから、舞台の第2弾も考えていますけど、本当にこれから先はなんでもやりたい。
──それこそ「総合エンターテインメントプロジェクト」であると。
Kouichi:よく聞かれるんですよ。「バンドですよね?」みたいな。「いや、バンドじゃないです、プロジェクトです」って(笑)。それに、さっき鉄平さんも言っていたけど、「人気や知名度がないからやってはいけない」という理由はないじゃないですか。おもしろい人たちっていうのは、いつか絶対に大きくなっていくと思っているし、その速度も昔に比べて早いと思うので。このプロジェクトで、エンタメ業界をおもしろくしていけたらいいなと思ってます。

インタビュアー:山口哲生